業務内容

株式会社テッケンは、鉄筋の継手工事を担っています。

主にDBヘッド工法、エンクローズ溶接、ガス圧接、超音波探傷検査などを行ないます。
鉄筋コンクリート構造物の建設現場で鉄筋を溶接又は圧接という技法で接続していきます。

DBヘッド工法

『DBヘッド定着工法』とは、鉄筋の先端にダクタイル鋳鉄製のリングを取り付け、その機械的引っかかりを曲げアンカーの代替えとする工法です。

・信頼性
製品に接合面・溶接面が無い上、目視出来る製品形状が機能を示しているため信頼度が高くなります。また、仕口部でのコンクリートの周りがよく品質確保が徹底されます。

・経済性
曲げアンカーが無いため、運搬・荷揚げ・施工の作業性が向上し工期短縮に繋がります。

・流通性
リングの流通経路が簡単で、即納性があり少ロットにも迅速に対応できます。

・互換性
国内の全ての棒鋼メーカーの鉄筋に取り付けることが可能です。

・安全性
鉄筋が曲がっていないため、引っ掛け・つまずき等の事故が少なくなります。

エンクローズ溶接継手

近年顕著に見られるようになったコンクリート構造物の大型化・高強度化に対応した鉄筋継手(エンクローズ溶接継手)です。

財団法人日本建築センターの「鉄筋の溶接継手性能判定基準」におけるA級継手の評定を取得し(BCJ評定-RC0215-01)、鉄筋継手の品質性能と施工効率をより高めることに成功した継手工法です。

業務内容

ガス圧接

鉄筋のガス圧接は、接合端面を突き合せて、圧力を加えながら、接合部を酸素・アセチレン炎で1200℃~1300℃ に加熱し、接合端面を溶かすことなく赤熱状態でふくらみを作り接合する工法です。
突き合せた両端面の原子が接合面を跨いで拡散し、金属結合して一体化することにより接合されます。

ガス圧接継手の原理はすべて共通ですが、施工方法には5種類の工法があります。このうち、燃焼ガスにアセチレン・酸素の混合ガスを用いる工法が3種類、 天然ガス・酸素の混合ガスを用いた工法が2種類です。アセチレン・酸素混合ガスを用いる工法には、バーナー操作、加圧力の操作等を手動で操作する手動ガス 圧接、加圧力、アプセット量、バーナー操作、燃焼ガスの調整等をすべて自動で制御する自動ガス圧接、手動ガス圧接でふくらみを形成後、ふくらみ部が赤熱状 態の時に、ふくらみ部をせん断刃で除去する熱間押抜ガス圧接ですが、現在施工されている工法の90%以上は、手動ガス圧接です。

超音波探傷検査

超音波探傷検査(ちょうおんぱたんしょうけんさ)とは、非破壊検査の一種で、超音波探傷器より高電圧の電気パルスを超音波探触子の振動子に送信させ、超音波のパルス信号として、機械的な振動を金属材料等の表面や内部に伝播させることにより、音響的に不連続な部分からの反射信号や反射強度、伝搬時間などにより、材料内部のきずや長さ、形状などを非破壊で評価し、その良否判定を検査規格などにより良否判定する技術です。

作業風景

現場風景
現場風景
現場風景
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現場風景
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現場風景
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